「サア ゼンブ タベキッテクダサイネ。モチロン カンバンドオリ トウテンハ タベキレルマデ ヘイテンシマセン。」
「お父さん!ドアがあかないよ!」
おとうさんのおなかは まるでフグのようにふくれあがってしまいました
どれくらいの時間がたったでしょう。瞬間お父さんは考えました
確かに量は多いけどゆっくり時間をかければたべきれないことはないぞ。
「みっとくん、お父さんは休憩しながらゆっくりたべることにするよ。」
そのときみっと君は ウサギが焦点の定まらない眼で窓の外をちらっとみたのを見逃しませんでした
外には いつも学校帰りに通る林がうっそうとしげっています
でもなにかおかしいです。季節は秋のはずなのに 木々にはあのきれいな葉っぱなんて一枚もついていませんでした
それどころか 今度はあっというまに木々から緑の葉っぱが生えてきたのです
たいへんだ!外ではものすごい勢いで時間がすぎさっているのです。
お父さんは いっこくもはやくスパゲティをたべなければいけませんでした
そうでないと しわだらけになったお母さんが家でまちくたびれてることになってしまうからです。
という物語りを茄村さんがつけてくれましたw
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